漫画「2.5次元の誘惑」は2次元キャラクターリリエルを愛する主人公奥村が、リリエルになりたい3次元女子天乃リリサと二人っきりの部室で始めるコスプレ活動!
ちょっと過激で刺激的なセクシーコスプレが多数登場するコスプレ青春ストーリーです。
この記事では続きが気になる方に2.5次元の誘惑を最新巻まで全話ネタバレしていきます。
※クリックで読みたい場所に飛べます!
2.5次元の誘惑|1~3巻までネタバレ
奥村正宗は、女性に対してトラウマを抱いている漫研部長。彼はリアルの女性より、二次元の女性を愛している少年でした。
ある日、漫研に入りたいという少女が現れました。
彼女の名は天乃リリサ。コスプレが好きで、奥村が好きなキャラクター「リリエル」を推しており、2人はたちまち打ち解けました。
入部後、リリサはコスプレ活動をすることになり、奥村がカメラマンとなって協力します。
その後、2人はコスプレROMを作ってイベントに参加しますが、思うように売上が上がりません。
そんな中、リリサのコスプレは思いのほか大好評で、コスプレ撮影をしているカメラマンたちの人気を集めます。
イベントが終わり一息ついた頃、漫研は部員不足で同好会に降格される事態に。
奥村とリリサは、新しく赴任した教師・羽生まゆりに顧問になってほしいと願い出ました。
2人は部として実績を積むために、コスプレイベントへ参加することになり……。
2.5次元の誘惑|4~6巻までネタバレ
奥村とリリサはイベントの会場内で、コスプレ四天王と呼ばれている753(なごみ)と出会います。
コスプレイヤーの中で753が圧倒的な注目を集める中、リリサは衣装の一部を紛失するトラブルに見舞われました。思わぬ失態に落ち込む彼女を奥村が励まします。
すっかり自信を取り戻したリリサはコスプレで観客の心をつかみ、イベントは成功を収めたのです。
イベントの実績を見せることで、無事に漫研の存続が決まり、ひと安心した頃。奥村とリリサはコスプレ専門店でNONOA(ノノア)と出会います。
コスプレイヤーの彼女と親しくなった2人は、みんなでコスプレ撮影をすることに。そこへ新人コスプレイヤーの喜咲アリアが現れました。
アリアの父親は、奥村たちの推しキャラ「リリエル」の生みの親でした。
彼女は家を出て行った父に自分の気持ちを伝えるために、有名コスプレイヤーになることを目指していたのです。
アリアの話を聞いた奥村たちは、アリアの夢を応援しようと夏コミの作品作りに励みます。
2.5次元の誘惑|7~9巻までネタバレ
漫研では、夏コミに向けてコスプレを披露することになりました。
リリサ、ノノア、アリアに加え、奥村の幼馴染である橘美花莉も参加することに。
夏コミ当日、彼女たちのコスプレは瞬く間にSNSで話題となり、アリアの父の目にも留まりました。
娘の存在に気付いた父は、急いで会場に駆けつけます。
奥村がうまくアシストしたことで、アリアと父はついに再会。彼女は胸に秘めていた想いを父に伝え、親子の絆を深めることができたのです。
夏コミと夏合宿を経て、成長を果たした漫研のメンバーは新学期を迎えました。
文化祭の準備が始まると、生徒会からコスプレ喫茶を手伝ってほしいと頼まれます。
しかし、生徒会副会長の安部まりなは、かつて奥村が告白してフラれた女の子です。
そんな苦い思い出の相手と一緒に文化祭の準備に取り組むことになり……。
2.5次元の誘惑|10~12巻までネタバレ
文化祭のコスプレ喫茶で、漫研メンバーと生徒会の女子が一緒にダンスをすることになりました。
そんな中、副会長のまりなが実は「隠れオタク」なことが母親にバレてしまいます。
厳格な母に自分の趣味を秘密にしていたまりなは、コスプレ喫茶のステージでオタクであることをカミングアウトします。
娘が楽しそうにしている姿を見た母は、彼女の趣味を受け入れるようになっていきました。
これを機にまりなは漫研に入部し、部員は冬コミに向けて活動をスタートします。
リリサは人気ゲーム「マジョ娘」のコスプレをすることに決定。衣装の準備も完了し当日を迎えます。
しかし、会場ではコスプレをするメンバーが足りず、困った状況に。
そこでコスプレ界の有名人で四天王の星月夜姫(ほしづきよき)と手を組み、コスプレ撮影に挑むことになりました。
2.5次元の誘惑|13~15巻までネタバレ
リリサと夜姫は、会場で観客の注目を浴びようと力を合わせます。
リリサは今回のイベントを通じて改めてコスプレをする楽しさを実感し、コスプレイヤーとしても成長を遂げました。
盛況だった冬コミは大成功に終わり、新しい年を迎えます。
新学期が始まり、あっという間に季節はバレンタインデー。奥村はまりなからチョコレートを渡されます。
過去のトラウマを引きずっている彼は戸惑いを覚えましたが、2人で会話を交わすうちに、わだかまりが薄れていきました。
そして、卒業式でまりなが旅立ち、新年度が始まります。
漫研には、新入部員の女の子・華翼貴(はなつばき)が加わりました。
何でもこなせる才能があるがゆえに好きなものが見つからない彼女は、オタクになることが目的で入部したのです。
新しい部員と共にスタートした漫研は、コスプレイベントの「コススト」への参加を目指し、準備を始めます。
2.5次元の誘惑|16~18巻までネタバレ
コスプレのイベント「コススト」に参加した漫研は、コスプレ四天王の753と夜姫とコラボすることに。
イベントが盛り上がる中、コスプレに初挑戦した翼貴は自信をなくしてしまい、撮影現場に戻ることができません。
そんな彼女を奥村が励まし背中を押してくれました。
撮影に戻った翼貴は熱気あふれるオタク文化に魅了され、次第にのめり込んでいきます。
イベントが無事に終わった後、翼貴はリリサにROMを作る理由を尋ねます。
リリサが答えに迷っていると、コスプレ四天王の淡雪エリカが助けてくれたのです。
実は彼女は、コスプレを担当している雪と衣装や撮影を担当しているエリカの2人組。2人はコンビで淡雪エリカと名乗っています。
その後、リリサは雪から、奥村はエリカからコスプレや撮影技術を学ぶことになりました。彼女たちの撮影に同行しながら、漫研部の合宿を決行します。
2.5次元の誘惑|19~最新刊までネタバレ
漫研の合宿も終わり、体育祭のシーズンがやってきました。
体育祭当日、今年から文化部も部活動対抗リレーに参加することに。
噂によれば、翌日に生徒会の部室選定があり、リレーに勝つと部室がもらえると言われていました。
敗者になると部室が奪われる負けられない状況に、漫研の部員も気合いが入ります。
しかし、走るのが苦手なリリサはピンチに陥るのです。
さらに、次の夏コミに向けて衣装の製作がスタート。
部員全員で準備に取り組む中、リリサはエリからの頼みで、コスプレ四天王のまゆらが復活するための衣装を担当することになりました。
ついに2度目の夏コミが始まり、リリサはまゆらが過去にコスプレをしていた格ゲーキャラ・ラスタロッテの衣装を手渡すことになり……。
2.5次元の誘惑あらすじ
奥村正宗は2次元のキャラクターを愛する男子高生。
ある日、彼が部長を務める漫画研究部に、新入生の天乃リリサが入部を希望してきます。
2人は漫画キャラの「リリエル」を推していることが判明し、すぐに打ち解けました。
リリサはリリエルのコスプレ写真を撮影してほしいと正宗に頼み込みます。
3次元のコスプレに興味がなかった正宗でしたが、リリサの熱意に押され協力することに。
2人で作ったコスプレ写真集をイベントで販売しようとしますが、思うように売れません。
しかし、リリサのコスプレ姿がカメラマンたちから注目されることになり、イベントは成功を果たします。
そんな中、漫研が部員不足により存続の危機に陥りました。
新任教師に顧問になってくれるよう頼み込み、部活動の継続に奮闘することになって……。
2.5次元の誘惑見どころを感想レビュー
2.5次元の誘惑は、コスプレをテーマにした青春漫画です。主人公の正宗と仲間たちがコスプレを通じて成長していく姿が描かれています。
本作の魅力は、コスプレの世界をリアルに描いているところ。
衣装作りやメイク、イベント参加など、コスプレの世界が丁寧に描かれており、コスプレの楽しさが読者にも伝わってきます。
また、2次元のキャラしか愛せなかった正宗が、部活を通じて現実の女子と関わり、気持ちが変化していく姿も見どころです。
特にコスプレに情熱を注ぐリリサに次第に惹かれていき、2人の距離が縮まっていく展開は見逃せません。
コスプレ仲間との友情や熱い絆にもグっとさせられるため、コスプレが好きな人はもちろんのこと、青春ストーリーが好きな人にもおすすめの作品です。